生きるということ。この足で進むということ。

この世界は美しい。
そしてそれと同じか、もしくはそれ以上に汚くて醜い何かがある。


どれくらいのひとが、生きることをやめたいと思ったことがあるのだろう。
どれくらいのひとが、死にたいと思って死を選んだり踏みとどまったりするのだろう。
昔のわたしは、今よりも酷かった。
いつも死ぬことばかりを考えていた。
家庭内暴力、いじめ、教育虐待…

生きたい。なんて思えなかった。
全てのひとの目が、口の動きが、怖かった。
あなたの目に写ることが恐怖だった。
あの頃の手帳には
いつも「死にたい」の4文字が並んでいて
「生きたい」の4文字はどこにも書かれていなかった。

作り笑顔、顔色ばかりを伺ってご機嫌取りを必死でしてみせた。

どれくらいのひとが 「死にたい」と思って
生きているのだろう。
「人身事故」
1年間でどれくらいのひとが自ら死を選び命を落とすのだろう。
電車が止まれば会社に遅れる。学校に遅刻する。嫌だよな迷惑だよな。
でもそれを選ぶしか出来なかったひとへの言葉が心配とかじゃなくて責めなんてやっぱりこの世界は美しくなんかないよな。

生きることは難しい。決して簡単なことなんかじゃない。
「死にたい」 と思うひとに 「生きてほしい」と
伝えることはテストで100点を取ることよりも難しい。
わたしのひとつの言葉が些細なおもいの種が重圧になって死んでしまうかもしれない。

簡単じゃないな。

嗚呼。それでもこの手は離したくないな
離せないな。
わたしはあなたに生きてほしい
この世界は汚いものばかりだけれど
綺麗なものもあって

だから苦しくても今は笑えなくても生きていてほしいって思うんだ。

わたしの撮る写真が、あなたの心に寄り添えていますように。

ひとりでもいい。
あなたを救えるひとでありたい。


2020.12.17



あーちゃん

「 日常の中に隠れてる幸せ 」 を写真として残すひと。言葉を紡ぐひと。グッズ販売。

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